超低用量ピルのダイアンとプラノバールの特徴

ピルは、卵胞ホルモンの含有量によって、低用量ピル・中用量ピルに分けられ、低用量ピルよりさらに卵胞ホルモンが少ない超低用量ピルもあります。

ダイアンは超低用量ピルで、国内では未認可です。
避妊目的以外にも、にきび、男性ホルモン性脱毛症、女性における男性ホルモンによる疾病の治療に使われます。
副作用が比較的少ないのが特徴です。
ダイアンは一相性ピルでホルモンの含有量が全て一定なので、飲み間違えることなく服用できます。
初めてダイアンを服用する際は、基本的に生理開始日から飲み始めます。
1日1錠を21日間、なるべく一定の時刻に飲み続けて、7日間休薬期間をとったら次のシートに移ります。
休薬期間中に、生理のような出血があります。

プラノバールは中用量ピルで、緊急避妊薬や生理日の移動によく使われます。
緊急避妊薬として使う場合には、性交後なるべく早く、72時間以内に2錠飲み、服用後12時間後に2錠飲みます。
副作用としては吐き気がありますが、1時間以内に吐いてしまった場合には飲みなおす必要があります。
プラノバール服用後、生理がくれば避妊が成功したことになります。

生理日の移動に使う場合には、プラノバールを1錠ずつ飲みます。
生理日を早めるには、生理開始日の7日目までにプラノバールを飲み始め、7日分以上、理想的には10日分服用して中断します。
平均して3~4日で生理が始まります。
遅らせる場合には、生理予定日の5日前から飲み始めて、遅らせたい期間中飲み続けます。
中断後、3~4日後に生理が始まります。
いずれも、次の生理周期は変更した生理日からになります。

プラノバールは、無月経、月経困難症、子宮内膜症、卵巣機能不全などの治療にも処方されます。